こんにちは!!
今回は、「キングスバリー ヴィクトリアン ヴァット ジン」についてご紹介いたします。
キングスバリー社は、スコットランドのアバディーン市を拠点にしているボトラーです。
シングルカスクと向き合ってきた経験とノウハウを生かしたユニークな商品をいくつか発表しており、ジンは今や同社の代表的な商品に成長しました。
ジンが流行した19世紀ビクトリア朝当時の保存方法により、あえて樽で熟成させることによって、ニュートラルなジンが多い中、ひときわ骨太な昔のスタイルのジンを作り出しました。
スコッチウイスキーの空き樽を使用し、熟成の進み具合を注意深く観察しながら、12週間から長いときは26週間ほど熟成をかけます。
使用されているボタニカルは主にヨーロッパ産のもの(ジュニパーベリーはクロアチアかハンガリー産)が使用されますが、原料によっては北アフリカから運ばれてくるものもあります。
当時のオリジナルなジントニックの味わいを感じることができる、まさに温故知新なジンです。
19世紀ビクトリア朝の当時、ジンは樽に詰められ船で世界中に運ばれていました。
この商品も樽で熟成されるため、淡い琥珀色がついています。
ドライな味わいの中に柔らかさが感じられますが、樽香は付いていないため、カクテルの香りを壊すことはありません。
通常ジンの2倍以上ものジュニパーを用いて作られています。
現在のジンはシトラスフレーバーが主流ですが、このジンは強烈なジュニパーとスパイシーな香りが特徴的で、ビターかつドライな個性が際立っています。
0コメント