こんにちは!!
今回は、「ルー・デュモン ムルソー 2014」についてご紹介いたします。
ルー・デュモンは、日本人醸造家の仲田晃司氏が設立したネゴシアン。
1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いをはじめ、2000年7月7日、ニュイサンジョルジュにワイナリーを設立。
仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。
仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や様々な熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。
2003年には、かねてより念願だった自社の醸造所を、ジュヴレ シャンベルタンに開設しました。
そのお披露目パーティーのスペシャルゲストとして招かれたのは「ブルゴーニュの神様」と呼ばれた、在りし日のアンリ・ジャイエ氏。
彼は、自らの発言力の影響を考え、他人のワインについて、滅多に評価しないことで知られていますが、その場にあった仲田氏のワインを大絶賛。
それまで「日本人が造るブルゴーニュ」としか認識されなかったルー・デュモンが、ついに「神様が認めたブルゴーニュ」になった瞬間でした。
数あるブルゴーニュの造り手の中でも新進気鋭の造り手として、世界中で高く評価される存在となっています。
平均樹齢は30年で、天然酵母のみを使用し、樽にて一次発酵したのち、マロラクティック発酵をしています。
セガン・モロー社製アリエ森産の新樽60%、マルサネ社製ジュピーユ森産(シャトー ディケムでも使用される貴重な樽)の1回使用樽40%で、18ヶ月間樽熟成させています。
この樽からくるローストされたような香ばしいアロマが特徴的。
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