こんにちは!!
今回は、「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008」についてご紹介いたします。
「シャンパンのクリエイター」と言われる、ドン・ピエール・ペリニヨン氏が、17世紀に「世界最高のワインを造る」という野望を抱いてから3世紀。
ドンペリニヨンは、今も彼のビジョンを忠実に造られています。
その偉大な功績に最高の敬意を払うべく、全てのヴィンテージには特級畑ではなく、彼が生涯を送ったオーヴィレールの1級畑で栽培された、シャルドネとピノノワールがアッサンブラージュされています。
「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008」は、セラーで7年間を過ごし、最高のコクと深みの極みに達しており、フレッシュ、透明感、シャープ、これらの最初に現れる香りは、水中の植物を思わせるような独特な側面を垣間見せます。
そこに、ホワイトペッパーと、くちなしのほのかな香りが加わります。
ワインの柔らかさとまろやかな熟成感がさらに広がり、ピート香がアクセントとして加わります。
口に含むと、強く弾けるようなアタックの後に、まるで植物のつたが巻きつくような感覚、官能的な豊かさが熟成していきます。
甘草とドライジンジャーの風味が、洋梨とマンゴーの果肉というより、その触感のある表皮に滑り込んでいるかのようです。
決して揺らぐことのないワインの完全性が、言葉で言い表せない魅力的な逸品です。
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