こんにちは!!
今回は、「ヴォーヌ ロマネ ジャン・グリヴォ」についてご紹介いたします。
現在ドメーヌを運営するのはジャン氏の息子・エティエンヌ氏ですが、彼の祖父ガストン氏の時代にドメーヌの頭角を現しました。
ガストン氏は、その時代には珍しくディジョン大学で醸造学を修め、また1920年代初期にはニュイのアンリ・グージュ氏らとともに元詰めを開始しました。
その後、1959年以降は全生産量を元詰めしています。(納得いかない年は樽でネゴシアンに売却)
より良いワインを造り出すためには、過去の技術にもこだわらず、1980年代半ばより試みてきた低温浸漬も1990年代以降、慎重な態度を見せるようになりました。
伝統に甘んじることなく、理想のワインを追い求める、非常に好感の持てる造り手です。
「ヴォーヌ ロマネ ジャン・グリヴォ」は、グリヴォ家がヴォーヌ ロマネの各地に所有するクリマから収穫した葡萄をアッサンブラージュして造られています。
ヴォーヌロマネの典型ともいえるスタイルを持っています。
秀逸な果実味、硬質なミネラル、艶やかな官能的魅力を備えており、数年の熟成により更に開花するポテンシャルも秘めています。
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