こんにちは!!
今回は、「カリラ 12年」についてご紹介いたします。
ナムバン湖の真水を仕込み水としてふんだんに使えることから、カリラ蒸溜所は1846年にヘクター・ヘンダーソン氏により創業されました。
以来所有者が次々と変わり、現在はジョニーウォーカーが有名なディアジオ社が所有。
蒸留所はアイラ海峡に面した海岸にあり、対岸にはジュラ島のパップス山がそびえています。
1974年に建て替えが行われたものの、カリラ独自の品質保持の為、オリジナルの設計図に忠実に建物と6つのスチルを再現。
ナムバン湖の水は現在でも使われ、伝統的なモルトウイスキーの製法は、今も維持されています。
薄い色合いで光にかざすと金色に輝く、淡色のブラウン。
アロマは、スモーキーフレーバーが強く香り、スパイシーな香りとともに潮の香りも強く感じられます。
軽くドライですが、ピートとヨード香が強い、正しくアイラモルトといった個性的なシングルモルトです。
ほんのりとした甘味を感じ、やがてピリッとペッパーを噛んだような刺激があります。
バニラやナッツ、ベリーやナツメグ等のフレーバーも感じます。
アフターは、スモーキーな余韻が続き、甘味とスパイシーな果実感を楽しめます。
0コメント