こんにちは!!
今回は、「メーカーズ マーク」についてご紹介いたします。
1933年禁酒法が廃止され、メーカーズマークの挑戦が始まりました。
1953年サミュエルズ一族は、ケンタッキー州ハッピーハローのハークズスプリング蒸留所を買収。
サミュエルズ・シニアの妻、マージーがメーカーズマークと名付け、ボトルのデザイン、ハンドディップによるワックス風での封蝋を考案します。
1959年に、6年の熟成を経て、メーカーズマークが初めて市場に出荷されました。
メーカーズマーク蒸留所は、バーポンの故郷ケンタッキー州の中で一番小さく、由緒ある蒸留所として、アメリカ合衆国の国定史跡に指定されています。
美しいヴィクトリア様式の工場では、創業以来のポリシー「ウイスキーは最高の原料を使って人の手で少量生産する」を守り続けています。
もっとも象徴的なのが、ハンドメイドの証である赤い封蝋。
あらかじめ栓をしたボトルを1本1本、熱で溶かしたワックスで封蝋していきます。
全て手作業で仕上げるため、2つとして同じものがないのも、メーカーズマークのハンドメイドを貫くプライドといえます。
原料は一般的なバーホンに使用されているライ麦ではなく、甘みの強い冬小麦を使用します。
ロ当たりが良く、柔らかさと深みのある味わいが特徴です。
口に含むと、他のバーホンに比べてマイルドなロ当たりが際立っています。
その後、全体を纏める柔らかな甘味が口ー杯に広がり、徐々に優しく消えていきます。
バーホンは、ガツンとくる男性的なイメージですが、メーカーズマークは、優しく纎細で女性的なバーボンです。
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