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今回は、「オールド パー 12年」についてご紹介いたします。
オールドパーは円熟と知性の象徴として、152歳という天寿を全うした英国史上最長寿の人物トーマス・パーに由来して名付けられました。
トーマス・パーは歴代国王やシェイクスピアをはじめとする、英国偉人が眠るウェストミンスター寺院に埋葬されています。
オールドパーのラベルに描かれている肖像画は、バロック時代のヨーロッパを代表する画家ルーベンス作。
バロック時代の代表的画家ルーベンスが彼の肖像画を描いたのも、いかに彼が知恵にあふれた人物であるかを物語っています。
明治4年、明治新政府は新たな国づくりに挑むにあたり、欧米諸国の進んだ国家制度、産業技術、伝統文化を視察する大使節団を結成しました。
その使節団の中心的存在だったのは、特命全権大使の岩倉具視で、総勢108名が約2年間かけて欧米を視察して回りました。
そして、明治6年の帰国に際して、西洋文化の象徴として日本に持ち帰られたのがオールドパーと言われています。
以来上級階級の社交の場に欠かせないブランドとなり、多くの政治家、芸術家などに愛されました。
深い熟成を経た40種類を超える原酒を絶妙にブレンドし、類まれな芳醇な味わいを特徴とするスコッチウイスキーの名品。
長きに渡り愛されてきたクラシック・スコッチです。
程よい果実やモルトの甘み、優しい酸味がバランス良く広がります。
余韻はやや短めで甘みや微かなピートが残る纏まりある味わい。
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