商品の紹介「チンザノ ビアンコ」

こんにちは!!今回は、「チンザノ ビアンコ」についてご紹介いたします。

1757年、イタリアのピエモンテ州トリノに創設された「チンザノ社」は、それまで各家庭で「自家用酒」として造られていた「ベルモット」を製品化した先駆者として知られています。

創業者のジョヴァンニ・ジャコモ・チンザノ氏は、原料となるハーブやスパイスの個性を最大限に生かすため、素材ごとに蒸留酒で浸漬したり、ワインに漬けたりと、複雑な工程を採用。

それらを厳密なレシピに従ってブレンドするという精緻な手法を編み出しました。

やがてチンザノ・ベルモットの名はイタリア全土に知れ渡り、孫のフランチェスコ2世がイタリア王家から近代的なワイナリーの運営を任されて以来、その名声は世界的なものになっていきます。

1860年代に入ると新たにマスカットを使ったスプマンテの生産を開始し、ベルモットとスプマンテという2本柱を確立。

チンザノのベルモットとスプマンテは約120カ国で愛飲されており、世界でもトップクラスの販売量を誇っています。

「ベルモット」は、ニガヨモギのドイツ語「ヴェルムート」に由来するもので、ワインをベースにハーブの抽出エキスやスピリッツを加えた後、樽に詰めて熟成させたもの。

ビアンコは、白ワインをベースにハーブやスパイスとスピリッツなどを加えたベルモットで、すっきりとした甘みとフレッシュな芳香が特徴です。

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