こんにちは!!
今回は、「グレンドロナック 12年」についてご紹介いたします。
グレンドロナック蒸溜所は1826年、ハイランド地方ハントリーの郊外で創業しました。
1996年まではフロアモルティングを行い、少しピートの効いたモルトを生産していました。
この蒸留所も時代の変化と共にオーナーが変わってきましたが、伝統的な製法をかたくなに守っている蒸留所と言えます。
この地は大麦の一大産地になっており、グレンドロナック蒸溜所も地元産の大麦を使用しています。
また、フロアモルティングを行っており、醗酵槽はオレゴンの松製の物を使用、蒸留には石炭の直火炊きのスチルを使用など、創業当時の手法にこだわっています。
この熟成庫は「通常5年程度かかる熟成を3年程度で達成する環境にある」と言われています。
2008年にベンリアック ディスティラリー社がオーナーとなり、限定品のリリースが増えています。
「グレン ドロナック 12年」は、辛口のオロロソと極甘口のペドロヒメネスシェリーの空樽を使用。
フルーティーさと、ビターのバランスの良いハイランドモルトの入門編。
シェリー樽熟成ならではのバランスを生み出す、人気の高いハイランドモルトです。
ディープアンバー色。
香りは甘く、クリーミーなバニラ、ジンジャー、オータムフルーツ、クルミ、蜜蝋。
リッチでクリーミーな味わいで、シルクのようにスムース。
暖かく、リッチなオークとシェリーの甘さ。
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